児童発達支援・放課後等デイサービス「子どもたちに魔法をかけよう」
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原始反射チェックをやってみました!

こんにちは、2号店のひかるです!

冬の足音が近づいてきました。いかがお過ごしでしょうか?

チットチャットに入社して半年。先輩方より、いろんな運動指導の知識や指導のあり方を教わりながら、日々、奮闘中です!

きょうは、2号店で行った、「原始反射の残存チェック」をみなさんと共有できたらと思い、ブログを書かせていただきました♪

 

チットチャットの運動指導では、「原始反射」「感覚統合」という言葉が出てきますよね。

もりしーの著書『発達障がい児の感覚を目覚めさせる運動発達アプローチ』には、”発達障がい児には原始反射の残存が強く見られることが多く、感覚の統合が発達の土台や成長発達を促す重要な働きかけになります。”と、書かれています。

実はこの原始反射、発達障がいの有無にかかわらず、大人でもわずかに残存していることがあります。

2号店では、スタッフ(はるき・ひかる)にどれくらい原始反射が残っているのか?チェックしてみました!

 

【チェックの方法】

  • かかとをくっつけて開いたまま、畳の直線にあわせて歩く。
  • 自然と畳の線と足元に集中するので、そのときの「腕から手」の状態を観察する。

スタート時・はるき

スタート前、どちらも自然な腕の位置。

ところが、わずか1~2メートル歩くと変化が!

 

 

はるき(左側)の両腕は自然なまま。一方でひかる(右側)の両腕は、外側に開いています!

この、腕の開きが原始反射の残存です。

 

 

とても不思議ですね!そもそも、原始反射ってどういうものでしょう?

もりしーの著書から調べてみました!

 

原始反射はお母さんの胎内にいるときから発生するらしく、反射的な動きを利用して生まれるためにふさわしい身体機能を身につけたり、産道を通り抜けてくる力を備えたり、胎外に生み出されても円滑に成長発達を遂げます。そのために原始反射を大いに利用し育っていくそうです。

 そして、この原始反射は成長発達とともに、日常生活動作にはあまり出現することはなく、ストレスを受けたときなどに反射的に行動する緊急事態だけの特殊装置となり、統合されます。

(『発達障がい児の感覚を目覚めさせる運動発達アプローチ 森嶋勉 著』より引用)

 

原始反射がおこっているとき、その体の一部分が「無意識に動いていた!」という状態。感覚統合を促すことで、より意識的に体を動かすことができ、自分の体をコントロールしやすくなるのかも?と感じました。(2号店 ひかる)

 

チットチャットでは、お子さんの体の状態や感覚を知るため、さまざまな遊びや運動を通じたアプローチを行っています。日々の運動指導のなかで、原始反射の視点もお子さんの体を知る、一つの手がかりにしています!