今回は睡眠について、岩井 祐介先生にお越し頂き、お話をお聞きしました。岩井先生は関西医科大学を卒業後、スタンフォード大学睡眠・生体リズム研究所にて最先端の研究をされ、現在は、「生きる育む輝くメンタルクリニック」で睡眠外来を担当されています。
現代社会において睡眠について多くの方が悩んでおられるのではないでしょうか?私もその一人です。布団に入ってもなかなか眠れず、少し寝れたかな、と思うと目が覚め新聞配達の方のバイクの音が聞こえ、焦ってまた寝れない、、、と言う事がしばらく続いていました。
本屋さんで手に取った「スタンフォード式睡眠」と言う本を読みましたが、これ!と言う答えは読み解けなかったので、こうして先生よりお話を聞くことができてとても嬉しかったです。
季節的に寝具が変わったりパジャマが、変わったりして体が反応して熟睡出来ていない人、睡眠が乱れている人は多いらいしいです。同じ明るさ、同じ温度・湿度、同じ寝具を保てる事はより良い睡眠に繋がっていくそうです。
海外では日本ほどお部屋を明るく無くて、間接照明や埋め込みの照明が多いそうです。蛍光灯(白)は覚醒を促しやすく勉強には向いているが、睡眠を促していくには少し明るいとの事でした。確かに海外ではギンギンな蛍光灯はイメージ無いかもですね。
ベットでパソコンで作業をしたり、勉強をしたり、スマートフォンを触ったりしてしまいますね。出来ればベッドは寝る時だけにした方が良い、との事でした。身体が活動する場所として覚えてしまったりするので、お部屋から出ないことがあっても出来ればパジャマから着替えて活動する。身体にリズムをつけていく事で安定した睡眠が作ることが出来てくるのではないかとの事でした。←これはチットチャットでも日頃子供たちの身体を見ていく上でも共通点がある事ではないかなと思いました。
寝れない時、「寝ないといけない、、、」と思うと余計に焦って寝れなくなる事がありますが、寝ないといけないと言う事にとらわれ過ぎず、起きている時のパフォーマンスを意識して欲しいとの事でした。確かに、「寝れなかった、、、」と言うネガティブな感情が自分自身をさらにマイナスな方に向けているような気はします。スッキリ目覚めが良い事が通常ではなく、年齢と共に寝起きが悪く感じたりするので、マイナスな感情にならなくてもいいのではないかとの事でした。なるほど、、、確かにスッキリ起きる事にあこがれを持ち過ぎていました、、、。
先生のお話、質問への回答等、先生の回答が面白くてあっという間の90分でした。まだまだいろんなお話が合ったのですがこのあたりにしておきますが、保護者様も参加くださり、「スタッフさんと一緒の情報を共有出来て一緒の勉強出来た事がとても嬉しいです」とお伝えくださりました。睡眠は毎日の事でついつい削ってしまったり、大事にしていなかったりしていますが、今回の研修を元に今一度振り返るきっかけになりました。身体を扱うお仕事をさせていただいている上で私たちにとっても、利用者様にとっても大事な研修会となりました。
岩井先生ありがとうございました。
またまあ引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
チットチャットスポーツ塾 高槻店 豊田